ガールズバーで注文できるビールの種類とは?ビールと発泡酒の違いも解説
2022/10/20
私達ROYSグループは、ガールズバーとして都内渋谷を中心に8店舗運営しています。洗練された空間の中で、高級感と満足感をモットーに、リーズナブルなサービスを提供しています。
当店のサービスの中でもトップクラスに喜ばれるものが、飲み放題の中にビール(プレミアムモルツ)が含まれていることです。多くのお客様から、飲み放題にビールが含まれていることに喜びのお声を頂きます。
そんなビールですが、なぜ他のお店ではあまり飲み放題に含まれないのでしょうか。(もしくはワンランク上の飲み放題プランでのみつくものなのでしょうか)今回はそこらへんの事情も含めて、ビールと発泡酒の違いなどを解説していきましょう。
ビールと発泡酒の違い
実はビールと発泡酒の違いには非常に複雑な要素が含まれており、一言で説明するのが難しいのです。そのため、2つのポイントに分けて解説していきましょう。
ビールと発泡酒の違い①麦芽比率と副原料
2018年4月に酒税法改正が改正され、改めてビールの定義というのが定められました。
・麦芽比率が50%以上
・副原料の重量の合計が、使用麦芽の重量5%の範囲内
・原料が特定のものを使用している
上記3つを満たすものが、ビールとして定義されるのです。これだけ聞くとなんのことかわかりませんが、簡単に言えば「発泡酒の中でも厳密な条件をクリアしたものだけがビールと呼べる」と覚えておけば、基本的に問題はありません。
逆に、発泡酒かビールかにこだわらないという場合、麦芽さえ使っていればどのような副原料をどれだけ使っていても発泡酒と呼べるため、多種多彩な味を楽しめるとも言えます。
ビールと発泡酒の違い②酒税
上記のように、ビールと発泡酒の違いを把握したところで、なぜそういった区分をするのかという点にうつりましょう。この区分が意味する最も大きな要素は、酒税がどれぐらいかかるかの違いです。
例えばビールであれば、350ml1本に対して77円の酒税が課せられます。それに対し麦芽比率25%以上50%未満のものは、62円。25%未満であれば47円となります。ビールは量飲みたいお酒でもあるので、この酒税の違いは消費者にとって大きなものですよね。
ただしここで注意すべきなのは、麦芽比率が50%以上の発泡酒(ビールと同じくらいの麦芽比率だが副原料にビールに該当しないものを使っているものなど)はビールと同じく77円の酒税がかかります。
そのため、厳密にはビール=高い、発泡酒=安い、というわけではない点に注意してくださいね。
将来的にビールと発泡酒の値段は同じになる?
ここまでビールと発泡酒の違いを説明してきましたが、2026年10月1日にまた酒税法が変更され、ビールと発泡酒(そして新ジャンル)の税率が一本化される予定です。そのため、今は漠然と「ビール=高い」「発泡酒=安い」というイメージを持っているかと思いますが、将来的にはそのイメージも変わるかもしれませんね。
飲み放題にビールが含まれにくいワケ
ここまで説明してきたように、ビール及び発泡酒には特別な酒税がかかります。そのため飲食店側としては仕入れる原価も高くなり、それを飲み放題に入れると採算がとりにくいお酒なのです。
そのため、飲み放題もしくは安くビールを提供しているお店は、裏道などではなく企業努力によって成り立っていると言っても過言ではありません。当店も企業努力によって飲み放題プランの中にビールを含め、お客様に振る舞っております。ぜひお楽しみください。
まとめ
今回は、ビールと発泡酒の違いを紹介した上で、飲食店でビールが特別扱いされがちな理由も紹介しました。とはいえ、多くのお客様にとって最初の一杯はビールという意思が強いため、お店側もできる限りお客様の期待に応えるために努力しています。ぜひビールを他のお酒と同じ金額で飲める幸せを味わいながら、ガールズバーでのひとときを楽しんで下さい。
新しいガールズバーを開拓したいという方は、ぜひ私達ROYSグループの店舗にお越しください。飲み放題システムを採用しており、50分3980円でサービスを提供!(20:00~21:00はハッピーアワーで50分2980円)延長料金も20分単位1380円で設定しており、明朗会計でお客様に楽しい時間を提供しています。定期的なイベントも開催しているので、ぜひスケジュールもご覧ください。